「+」マーク付き着信番号には要注意 増える架空料金請求詐欺 「会社の名称を公式HPで調べて」と専門家

不明な電話番号から着信があった人の写真

未払い料金があるなどと架空の話をして金をだまし取る「架空料金請求詐欺」の被害が今、増加している。

NTTファイナンスをかたる詐欺に注意が必要だ。

【留守番電話の音声】「NTTファイナンスより重要なお知らせです。現在ご利用中の電話回線にて未納料金が発生しているため、法的措置へ移行します。オペレーターへおつなぎする場合は1を押してください」テレビ愛知の社員の携帯電話に残されていた「留守番電話のメッセージ」だ。

発信者を見てみると、「+」マークのあとに1844と続いている。

「+1」はアメリカやカナダの国番号のため、国際電話でかかってきたことが分かる。

着信があった翌日、折り返してみると、【電話の音声】「この電話番号は現在使われておりません」となり、つながらなかった。

一体どういうことなのか、愛知県警生活安全総務課の担当者に話を聞くと、尾崎昭裕警部は「架空料金請求詐欺の典型的なパターンだと思います。犯人は足がつかないようにするために、国際電話を使ってかけてくる事が非常に多いです」

NTTファイナンスの公式ホームページを見てみると、「NTTファイナンスを名乗る架空料金請求詐欺にご注意ください」と注意書きが掲載されていて、「国際電話を使って、客に連絡を取ることはない」とも書かれている。

参照元∶Yahoo!ニュース