レタス6割高にんじんキュウリも約3割高 続く深刻な野菜値上がり 来週以降徐々に安くなる見込み
9日に発表した4月3日~5日の小売価格動向調査によると、対象の野菜ほジャガイモ以外、全てで平年より高くなったことが分かった。
特に葉物野菜は先月から高値が続いている。
レタスは暖冬による生育や出荷が早まった後、2月下旬以降の低温により生育が遅れ平年よりも約1.6倍高くなった。
キャベツも出荷のピークが3月中に前倒ししたことで平年より36%高だった。
ニンジンも平年より29%高いが、来週あたりには出荷量が戻ってくる見込みだという。
農水省は「気温が温かくなり、全体的に高騰が収まる見通し」とした一方、「肥料などの生産資材高騰が、野菜の価格に影響する可能性もある」としている。
調査結果は以下の通り。(価格/前週比/平年比)
キャベツ (250円/122%/136%)
ねぎ(704円/107%/121%)
レタス(681円/121%/158%)
ばれいしょ(426円/ 不明/94%)
たまねぎ(360円/ 95%/118%)
きゅうり(702円/なし/126%)
トマト(857円/110%/122%)
にんじん(531円/108%/129%)
参照元∶Yahoo!ニュース