最も賢い人間しのぐAI、早ければ来年に開発も=マスク氏
米実業家イーロン・マスク氏は8日、最も賢い人間をしのぐ人工知能(AI)が「来年もしくはおそらく2年以内」に開発されるという見通しを示した。
さらに、自身が立ち上げたAI企業「xAI」の対話型AI「Grok(グロック)」の次期バージョンである「Grok2」のトレーニングが5月までに完了する見通しとした。
ただ、最先端の半導体の不足がトレーニングの妨げになっているとし、Grok2のトレーニングには米半導体大手エヌビディア製「H100」2万個が必要と明かした。
さらに、これまではチップ不足がAI開発の大きな制約となっていたものの、今後1─2年は電力供給が極めて重要になるという見方を示した。
電気自動車(EV)については、中国自動車メーカーが「世界で最も競争力がある」という考えを改めて示し、テスラにとり「最も厳しい競争上の課題」とした。
参照元∶REUTERS(ロイター)