米年内利下げ、インフレ横ばい続けば疑問に=ミネアポリス連銀総裁

米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は4日、先月の連邦公開市場委員会(FOMC)では年内2回の利下げを見込んだが、「インフレ率が横ばいで推移し続けるなら、利下げを行う必要があるのか疑問視される」と述べた。

インタビューで「現在、経済には大きな勢いがある」と指摘。

インフレ率が予想を上回る状況が続いた場合、FRBはフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを現行の5.25─5.50%で長期間維持すると予想しているとした。

それでも効果が見られない場合、追加利上げの可能性は否定できないが「現時点で分かっていることを踏まえると可能性の高いシナリオでもない」とした。

参照元∶REUTERS(ロイター)