マクドナルド、ほぼ全店で営業再開…システム障害の原因は「外部プロバイダーによる設定変更」
大手ハンバーガーチェーンの日本マクドナルドで15日に発生したシステム障害で、同社は16日午前、全国のほぼ全店で営業を再開した。障害は世界的に発生しており、米マクドナルドは原因はシステムの設定変更だったと発表。「問題解決に最優先に取り組んでいる。ご不便をおかけして申し訳ない」との声明を出した。
東京都文京区の店舗では16日午前、朝食を買い求める客の姿が見られた。現金のほか、キャッシュレスによる決済も可能だった。
日本マクドナルドのホームページには16日午前、「現在、モバイルオーダー、マックデリバリーがご利用いただけません」などと表示されている。
広報担当者は「提供可能なサービスから行っている」と説明している。
米マクドナルドの発表によると、システム障害の原因は外部のプロバイダーによる設定変更だったという。
障害は米国中部時間15日午前0時頃(日本時間15日午後2時頃)に発生し、世界規模でシステムが停止した。
障害の原因を特定して対処済みだが、発表時点では完全には復旧していないという。
日本国内では15日、レジが使えなくなるなどして多くの店舗が営業を休止した。
海外メディアによると、米国では全店の約7割にあたる9000店で販売管理システムなどに影響が出た。
豪州や香港、英国やドイツなど欧州各国でもシステム障害が発生し、営業を取りやめた店舗があった。
参照元∶読売新聞オンライン