福島県沖地震で停止の処理水放出を再開 最大震度5弱 東京電力福島第一原発

原子力発電所の写真

15日午前0時すぎに福島県沖を震源とする最大震度5弱を観測した地震の影響で、停止していた処理水の放出を午後3時49分に再開しました。

15日午前0時14分頃に発生した福島県沖を震源とする地震で、福島県内では川俣町と楢葉町で震度5弱を観測しました。

また、東京電力によると、今回の地震があったため、福島第一原発では2月28日から行われていた4回目の処理水の海洋放出を安全確認のため午前0時33分に停止しました。

その後、設備に異常がないことを確認し、午後3時49分に放出を再開したということです。4回目の放出は3月17日に完了する予定で、今回の地震で約15時間中断しましたが、今のところ完了時期に変更はないということです。

処理水の放出設備については、第一原発、第二原発が立地する4町(双葉、大熊、富岡、楢葉)で震度5弱以上が計測された場合は手動で停止することになっています。

参照元∶Yahoo!ニュース