ファナック、97億円申告漏れ 台湾子会社との取引で移転価格税制
産業用ロボット大手のファナック(山梨県)が東京国税局による税務調査を受け、台湾の子会社との取引における移転価格税制に基づいて、3年間で約97億円の申告漏れを指摘された。
追徴課税は約22億円と言われている。
同社は「当局との見解の相違があったため、更正処分を受けた。二重課税の排除を求めるべく、法令に則って必要な措置を講じていく」とコメントしている。
関係者によると、台湾の子会社に販売したロボットや部品が低価格となっており、親会社が日本国内で納税するべき利益の一部が子会社に移ったため、子会社側の台湾側で課税されたと言っている。
参照元∶Yahoo!ニュース